しらがね

 

 ■ e-球磨の民話

 このページでは、球磨の民話を 高田 素次先生(元さん) の肉声で聞くことが出来ます。再生ボタンを押してお楽しみ下さい。

 音声は、高田先生のご息女である奈良県在住の 古井竟子さん がカセットテープからCD化された「KOHKO Private Sprecial Edition **FST** '05/7/28」をお借りし、球磨の民話を広く知っていただくため、また、残していくためにここにその一部を収録したものです。 © 古井竟子

  今回からは「木上のやじゃあどんの話」で、全7話です。ジックリと聞いてくだんし。
この民話は、「やじゃあどんの首」と題して、「日本の民話・妖怪 語りおろし」に錦町輩出の郷土史家・渋谷 敦先生の語りとしても掲載されています。


 「湯前の大明神」の話  (02:39) 上村の川久保ちゅう所れな 雲の羽ちゅう所のあるもん…
 「木上のやじゃあどん」の話②(04:39) やじゃあどんな 自分の首をば 自分の鎌で 打ちこきゃーときさまに 自分で拾うて…
 「木上のやじゃあどん」の話③(02:35) 明日の朝 やじゃあどんに化けて 俺ぎゃに来やい…
 「木上のやじゃあどん」の話④ (02:34) 狐は あくまでも狸の化けた やじゃあどんと思うて…

  「湯前の大明神」話の冒頭に出てくる、川久保の雲ん羽にある大きな銀杏の木、餓鬼の頃に実を取りによじ登って遊んだのを覚えている。
「ま~だこの木はあっとじゃろか?」と雲ん羽に問うたら、「だ~いぶ昔に朽ちてしまったバイ。だけんどタイ、2m近い根っこば掘り起こす段になって、業者が買いに来らしたもん、そんだけ大きか銀杏だったとバイ」と。ん~残念、民話にしか残っとらん。

 どぎゃんだったですか?元さんの肉声は? 私にとってはいろんな意味での苦心作、楽しんでいただけましたでしょうか?

「球磨の民話」を広く知っていただくために、今までに、3つの音声の入れ替えを行ないましたが、今後も入れ替えすることも考慮したいと思います。過去の掲載は、以下の3作です。
  ・「湯前の鼻ぐい石」の話 (02:27) 2.27MB
  ・「永里のサダゾー」の話 (02:42) 2.5MB
  ・「木上のやじゃあどん」の話① (04:34) 4.22MB

 クリックしたけどウンともスンとも言わんかった方は、Windows Media Playerのプラグインが必要です。

 早速聞いていただいた方から反響があり、「音質が悪い、調整してよ」と。


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